ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」はヘドロ!?石油まみれの仮想通貨詐欺

ベネズエラが破綻経済を立て直す手段として先月2月20日に発行された仮想通貨「ペトロ」。

ベネズエラ政府が発行した説明によると発行上限は1億ペトロ前後で、約60億ドルの調達を見込んでいたがその評判や周囲の見解は…?

 

ベネズエラの

 

ベネズエラ独自の仮想通貨「ペドロ」

 

ベネズエラ独自の仮想通貨「ペドロ」発行の際、ニコラ・マドゥロ大統領は

「ペトロが誕生した。そしてベネズエラの繁栄のために大成功を収めようとしている。カタールやトルコ、アメリカなど裕福な国々の投資家の関心を集めている」

と語ったが、周囲の反応としては正直あまりよろしくないのが現状。

ある経済専門家は「石油は危険な投資だ」とし、同ベネズエラの野党は、「ペトロの発行は違法だ」と主張するほど。

どうやらペトロへの投資は米国への制裁違反としてみなされているようで、米企業の関与はほぼほぼ不可能のようだ。

 

ペドロの通貨価値について

 

価値は

 

ペドロの価値について、ワシントンのシンクタンク大西洋協議会のベネズエラ専門家であるマリアノ・デ・アルバ氏は

「ベネズエラの原油で通貨を担保すると言うが、政府の説明によると、政府は通貨と石油の交換を保証していない。交換できるのは、ベネズエラの通貨ボリバルだけで、ボリバルにはほとんど価値がない」

と語っている。さらにマリアノ・デ・アルバ氏は、ちゃんと勉強・予習をする富裕層が賢明な投資とみなすとは思えない。

まるでニコラ・マドゥロ大統領が、人をひっかけて誰かが実際にお金を出すのかどうかを試そうとしている。とまで言うほど冷ややかな目線だ。

ベネズエラの野党がペトロの発行を違法だと主張している理由は以下のとおり。

ベネズエラの憲法が国家の埋蔵原油を財政運営の保証として使うことを禁じているため

 

ペトロは国債?

 

ペトロやビットコインなど仮想通貨は匿名で普通の通貨に換えることができます。

ブロックチェーン技術で取引は記録される。

ペドロはこのブロックチェーンによって何も問題のない仮想通貨に見せかけているが、多くのアナリストは次のように指摘。

ペトロは実質的に国債(国の借金)に似たもの

こうした指摘には、米財務省も同様の見解をみせている。

2017年、ベネズエラに経済制裁を課してアメリカ人からの借り入れを禁止した背景にあるのでしょう。

制裁によってベネズエラの借金は膨らみ、ほぼ借り換えは不可能となったようです。

 

ベネズエラの姿

 

ベネズエラのテーブルマウンテン

 

米ブルッキングス研究所の世界経済と開発担当研究員であるダニー・バハールは

「ベネズエラの石油産業は破たんしている。経済の悪化が南半球で最悪の人道的危機を生み出している。市場はゆがみ、すべてが崩壊している。市場は仮想通貨に惑わされることはないだろう。ベネズエラの負債はあまりにも多い」

と語っていて、ベネズエラ人は「ペトロ」を使ってオンラインで商品やサービスと交換したり、税金の支払いに使えるといわれている。

ペトロの英語版ウェブサイトに以下のことが書かれてます。

「ベネズエラ・ボリバル共和国は、前日のベネズエラ原油バスケット価格を参考にして、国税や手数料、拠出金、公共サービスの支払いとしてペトロを受け取ることを保証する」

 

まとめ

 

踏んだり蹴ったり、浅はか、とはこういうことを指すのかもしれない。

表向きと裏、金策に走るときには必ず表裏一体でないと周りは冷ややかなのか?

ベネズエラの仮想通貨「ペドロ」、単なるヘドロになってしまうことのないようにあってほしいが…

 

 

※追記情報

米・トランプ大統領は20日、ベネズエラ政府発行の仮想通貨「ペトロ」を米国内で禁止する大統領令を発令。仮想通貨関連では、初の大統領令となる。

 

 

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